【PractiTest】階層型フィルターツリー

階層型フィルターは、PractiTestでデータを動的に整理し、時間を節約して使いやすさを向上させるユニークな方法です。

フィルターとは?

フィルターを使用すると、静的な方法ではなく動的な方法でデータを整理できます。フィルターを使用すると、フィールドに基づいて課題、テスト、テストセット、要件を整理し、必要な情報を複数の方法で表示することができます。たとえば、テストライブラリモジュールで2つのフィルターを作成すると1つはDBサーバーに関連するテストを表示し、もう1つは優先度が[Show Stopper]であるテストを表示します。DBサーバーに設定されたコンポーネントフィールドと[Show Stopper]に設定された優先度を持つテストは、両方のツリーに表示されます。

フォルダーではなくフィルターを使用する理由

紙のフォルダーと同様に、フォルダーを使用すると、紙を1回だけファイルすることができます。その紙が複数のフォルダーに分類されている場合、どこに置くかを選択する必要があります。さまざまなパラメーターに従って再度整理する場合は、今あるフォルダを削除し、新しいフォルダーを作って整理する必要があります。また、書類を探すときには、どのフォルダーに入れたかを覚えておく必要があります。フィルターを使用すると、静的な方法ではなく動的な方法でデータを整理できます。それぞれの「紙」は、異なるフィールドを使ってタグ付けされています。そして、それぞれの値とフィールドに対してフィルターを作成すれば、関連するすべてのフィルターに同じテストが表示されます。つまり、情報を様々な方法で切り刻むことができ、データマイニングに時間を費やす必要がなくなるのです。

階層的なフィルターツリー:親子フィルター

多くの場合、エンティティは大きなカテゴリ内のサブカテゴリーに属しています。これが、フィルターを「階層フィルターツリー」と呼ぶ理由です。各フィルターは、より多くのフィルターの親フィルターになることができます。このようにして、探している正確なデータを簡単に見つけることができます。

たとえば、2つの別々のフィルターを用意します。1つは、コンポーネントが「DBサーバー」であるというテストを表示し、もう1つは、優先度が[Show Stopper]に設定されているテストを表示します。DB サーバーであると同時に[Show Stopper]でもあるテストは、両方のフィルターに表示されます。

もし、DBサーバーであり、ストッパーを示すすべてのテストを表示したい場合はどうすればよいですか?

「DBサーバー」フィルターの下に子フィルターを作成し、[Show Stopper]ルールを追加できます。この子フィルターの下では、両方の基準を満たすテストのみが表示されます。

オートフィルターを使用して効率が22%向上

フィルターが「リスト」タイプのフィールドに基づいていることが多いですが、PractiTestは「オートフィルター」を使用して自動フィルターツリーを作成できます。自動フィルターを使用すると、エンティティーを整理するプロセスが大幅に削減されます。

機能性

リストフィールドタイプに基づいてフィルターを作成する場合、フィルターの自動化を選択することができます。これは、リストの各値に対してソフトウェアが自動的にサブフィルターを作成することを意味します。たとえば、「製品コンポーネント」という名前のテスト用リストフィールドがあり、さまざまなオプションを選択できる場合、このフィールドに基づいて自動フィルターを作成すると、フィールドにあるすべてのコンポーネントオプションの子フィルターを持つコンポーネントの親フィルターが作成されます。また、各サブフィルターに存在するテストの数も確認できます。

クロスフィルターによる真のアジリティ

各モジュールのデータ整理をカスタマイズできるようにした後、課題モジュールで、特定のスプリントに関連するすべての課題を見たいとしたらどうでしょう?また、特定のスプリントに追加されなかったテストをすべて表示したい場合はどうしたらよいでしょうか?これらも、フォルダーを使用することで解決できます。詳しくは、こちらもお読みください。

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